賃貸アパートや賃貸マンションで気を付けたいのが「音漏れ」。
トラブルの原因としてもよく挙げられる音漏れには十分な注意が必要ですね。
そこで今回は、どれくらい音漏れが防げるのか防音性をチェックする方法や、音漏れする原因と対策、もしもトラブルになってしまった場合の対処法についてご紹介したいと思います。
賃貸物件で注意したい音漏れ!チェックする方法とは?
これから借りようとするアパートやマンションなどの賃貸物件がどれくらい音漏れするのか、その防音性をチェックする方法はいくつかあります。
物件の構造を確認する
一般的に木造よりも鉄骨系の構造のほうが音漏れしづらいので、物件の構造が何か、物件詳細に記載がない場合は不動産会社へ聞いて確認してみましょう。
壁や床を叩いてみる
壁をノックする、床を軽く叩くなどして軽い音や高い音がした場合、壁や床が薄く音漏れの可能性が高くなるので注意が必要です。
窓の構造や隙間の有無を確認する
窓が二重構造かどうか、隙間がないかなども音漏れの程度をチェックする方法です。
部屋の真ん中で手を叩いてみる
部屋の真ん中で手を叩いてみて、音の響きが返ってこなければ防音性があまり高くなく、外部に音漏れする可能性が高くなります。
間取り図で確認する
隣と接している部分に共用階段や玄関などがあると音漏れの心配が軽減されるので、間取り図で隣とどこが接しているのか確認しておくのもチェックしておきたいことのひとつです。
賃貸物件で注意したい音漏れの原因と対策
アパートやマンションなどの賃貸物件で音漏れの原因として多く挙げられるのが、オーディオやテレビの音量、足音、大きな声での話し声、洗濯などの生活音、楽器を演奏する音、ペットの鳴き声などです。
トラブルを避けるためにもあらかじめ次のような自分でできる音漏れ対策を心がけましょう。
●壁に防音パネルや吸音材、防音シートを貼る
●床にコルクマットやウレタンマット、防音マットを敷く
●オーディオ機器やピアノなどの楽器の下に防音マットを敷く
●深夜早朝などは洗濯や掃除機の使用を避ける
万が一トラブルに発展したら?
いくら注意していても騒音トラブルに巻き込まれてしまう可能性は誰にもあります。
もしもトラブルに発展してしまった場合、当事者同士で解決しようとせず、必ず管理会社や大家さんに相談しましょう。