日当たりが悪い賃貸物件のお部屋は、一般的にデメリットが多いものの、対策を施せば快適にくつろげる素敵なお部屋になります。
これから賃貸物件を契約する方や、日当たりの悪さにお悩みの方に向け、ここでは日当たりが悪いお部屋での対策を紹介しましょう。
日当たりの悪いお部屋で快適に過ごすためのさまざまな対策例
たとえ日光が一切入らなくても、カーテン・家具・インテリア・マットなど、身の回りのものを白くするとお部屋の印象が明るくなります。
日当たりが悪いお部屋のデメリットに挙げられやすい「気分が塞がってしまう」への良い対策になるでしょう。
お部屋が実際に暗くて気になる場合、照明機器に取り付けられる範囲でもっとも明るい電球やLEDを活用すると解決します。
なお、お部屋の一部にだけは日光が入る場合、姿見など大きな鏡を使って反射させると、お部屋のその他の部分にも日光を入れられます。
ただし、反射した光は火災の原因になる場合もありますので、反射光が一点に集まる鏡や花瓶を使用するのは避けるなど、十分に注意しつつ実施してください。
以上は日当たりの悪さをカバーする対策でしたが、そもそも考え方を変え、日光が入らないからこそ作れるお部屋を楽しむのもおすすめです。
たとえば本・絵画・アンティーク・骨董品など日光に弱いものを多く飾ったり、全体をシックな色合いで統一したりするには最適なお部屋です。
日当たりが悪いと洗濯物が乾くか不安!対策をどうする?
気温の高い季節なら日当たりが悪くても十分に乾きますので、その他のお部屋と同じようにバルコニーで通常に干すこともおすすめです。
そこにも日光があまり当たらないなら、紫外線で生地が傷む、色が落ちるといった心配もなく、繊細な衣類も安心して干せます。
当日中にしっかり乾かしたい場合は、できる限り朝のうちに洗濯し、気温が高くなる時間帯までに干しておくとよいでしょう。
気温が低くなると日当たりの悪さゆえに乾きづらくなりますので、エアコンを使って乾かしましょう。
暖房を入れない季節は除湿機能を使って室内を乾燥させれば部屋干しでも乾きやすくなります。
また、冬場は暖房をつけていることも多いため、室温が高くなり、部屋干しでもよく乾きます。
乾くまでに時間がかかって臭いが残ることを避けたければ、殺菌効果が高く、部屋干しでも臭いが残りづらい洗剤を使うとよいでしょう。