せっかく築浅の賃貸物件に入居したのに、ある日ふと床を見ると傷だらけ…という経験はありませんか?
フローリングの床は思った以上に傷付きやすく、毎日椅子を引くのを繰り返しているうちに、床が傷だらけになってしまいます。
賃貸の場合、退去時に原状回復が求められるため、できれば傷は避けたいもの。
そこで今回は、椅子によって床が傷つくのを防止する対策をご紹介します。
床に傷がつくのを防止!椅子や床にできる方法とは
椅子にフェルトパットを貼る
椅子の脚の裏にフェルトパットを貼るだけでクッション代わりになり、床に傷がつくのを防止できます。
すでにカットしてあるタイプと、自分でサイズに合わせてカットして使うタイプの傷防止テープがあります。
椅子脚カバー
脚をスッポリと覆うため、脚の裏だけでなく気になる角もカバーできます。
透明の脚カバーを使えばインテリアを邪魔せず、床を守ることができますよ。
チェアマットを敷く
椅子の下にマットを敷くことで床の傷を防止できます。
ラグでも代用可能ですが、チェアマットであればフローリングに吸着できるため固定でき、コロコロ動くキャスター付きの椅子でも快適に使用できます。
大きめサイズなので、広範囲に動いても安心ですよ。
床用樹脂ワックスを塗る
フローリングの床は乾燥するとさらに傷が付きやすい状態に。
定期的に床をワックスがけすることで乾燥を防ぎ、傷がつきにくい床を保つことができます。
それでも傷がついてしまった時の補修方法と注意点
防止策を施そうと思った時にはもう手遅れ…。
そんな時は、小さな傷であれば自分で補修することも可能です。
浅い傷であればペンタイプを、深い傷であれば太めのクレヨンタイプ補修用傷隠しクレヨンで、傷の上からクレヨンを擦り込んだ後にヘラなどでなめらかに整え、乾いた布で傷の周囲を拭き取ることで補修できます。
その後、床用ワックスを塗るとより目立ちにくくなりますよ。
しかし、自分で補修する場合は注意点も。
DIY補修で難しいのは色選びです。
一見同じような色に見えても、実際傷を塗ってみると床の色と全く違って逆に悪目立ちすることも…。
大きな傷の場合は、リペア業者に依頼した方が無難な場合もあるため、難しいと感じた時は業者に依頼することも検討してみましょう。