一部の賃貸物件では浴室乾燥機を標準設備として設置していますが、設置していない物件で後付けすることはできるのでしょうか。
後悔しないためにも、事前に浴室乾燥機の後付けの可否や必要性についてはチェックしておきたいところです。
今回は、賃貸物件についている浴室乾燥機の種類や後付けについて解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。
賃貸物件における浴室乾燥機の必要性やメリット
浴室乾燥機は浴室に設置された乾燥機のことで、天井部分にはめ込まれているタイプが主流です。
ベランダやバルコニーがなく、外干しが難しい賃貸物件などに標準設置されていることがあります。
必ずしも必要というわけではありませんが、部屋干しのにおいが気になる方には嬉しい設備です。
衣類をハンガーに吊るした状態で乾燥させられるため、シワができにくいほか、衣類の乾燥のついでにお風呂の除湿ができるといったメリットもあります。
しかし利用するたびに電気代やガス代がかかるため、外干しで自然乾燥させられるなら節約のために浴室乾燥機を使わないのも良いでしょう。
賃貸物件についている浴室乾燥機の種類とその違い
賃貸物件についている浴室乾燥機はガス式と電気式に分けられますが、どちらも使い方は大差ありません。
ランニングコストはややガス式のほうが高くなる傾向がありますが、乾燥時間はガス式のほうが短めです。
仕事が忙しくできるだけ短時間に衣類を乾かしたい方は、ガス式の浴室乾燥機がついていると便利でしょう。
電気式の浴室乾燥機は、さらにヒートポンプ式・ヒーター式という種類に分けられます。
しかしこちらも発熱のメカニズムが違うだけで、使い方などは変わりありません。
賃貸物件に浴室乾燥機を後付けできるのか?
使ってみると便利な浴室乾燥機ですが、必ずしもすべての物件に備え付けられているわけではありません。
「浴室乾燥機のない物件に自分で後付けしたい」と考える方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、乾燥機の本体費用と工事費用を合わせると10万円以上かかってしまいます。
さらに賃貸物件の場合、部屋を退居する際には「原状回復」をしなければいけません。
退去時に取りつけた乾燥機を外す工事も依頼しなければならず、さらにコストがかかってしまうでしょう。
もちろん設置前に大家さん・管理会社に相談し、次の入居者にもメリットがあるので取りつけた浴室乾燥機を「そのままにして良い」と許可を得られれば話は別です。
後付けしたい方は勝手に設置するのではなく、一度大家さん・管理会社に設置して良いか尋ねてみましょう。
まとめ
賃貸物件に浴室乾燥機がついていると便利ではありますが、後付けには相当な費用がかかり、費用に見合うほどのメリットを得られない可能性もあります。
基本的には標準設備であれば幸い程度に考え、その他の条件を優先して部屋選びをするのが良いでしょう。
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