近年では、賃貸物件でも犬や猫のペット飼育を認めている物件も増えています。
ただ、猫を飼っていると夜鳴きに悩まされている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ペット可の物件でも、あまりにも夜鳴きがひどいと隣人とのトラブルになりかねません。
そこで今回は、賃貸物件で猫が夜鳴きをする場合の原因と解決方法を解説します。
賃貸物件へのお住まいを検討している方や現在お住まいの方は、ぜひ参考にしてください。
賃貸物件で猫が夜鳴きをしてしまう原因とは
猫が夜鳴きをする原因は、まず心理的要因が考えられます。
夜鳴きをしてしまう猫は、甘えん坊な性格であることが多く、病院など慣れない場所へ行った後には、不安から夜鳴きをするケースもあります。
ほかには、外から別の猫の鳴き声が聞こえたのがきっかけになるケースも少なくありません。
この場合、猫は外に興味をもっていて、部屋から出たいとのアピールのために夜鳴きをするのです。
次に、病気などを含めた身体的な原因も考えられます。
避妊・去勢手術をした際に、組織の一部を取り残してしまっているために、夜鳴きをすることがあります。
また、甲状腺機能亢進症の恐れもあるので、食欲が増した割に太らない、行動が活発化しているなどの行動が見られた場合には、病院へ相談してみると良いでしょう。
賃貸物件で猫が夜鳴きをする場合の解決方法とは
賃貸物件で猫が夜鳴きをする場合、原因ごとに対策をとる必要があります。
心理的なものが原因であれば、猫特有のフェロモン「フェリウェイ」を出すアイテムを使ってみるのも解決方法のひとつです。
フェリウェイは、猫の額から分泌されるフェロモンで、猫が自らの環境にあるものや人、ほかの猫に対して親しみを示す役割があります。
スプレータイプやコンセントに差し込む芳香剤タイプが販売されているので、使いやすいです。
ほかには「GABA」を含んだサプリメントもおすすめです。
GABAにはリラックス作用があるので、猫の夜鳴きに効果があります。
また、身体的要因が考えられるのであれば、病院へ相談してみましょう。
避妊・去勢手術での組織の取り残しが考えられる場合は、発情抑制剤を処方してもらうと夜鳴きが治まる可能性があります。
甲状腺機能亢進症の場合も、病院で薬を処方してもらうのがもっとも良い解決方法です。
しかし、原因がわからない夜鳴きや猫の個体差で対策が効かないケースもあります。
そのような場合には、低反発カーペットや防音シートなどで隣室に鳴き声が響かないように工夫して、夜鳴きが治まるのを待つのもひとつの手です。
まとめ
以上、賃貸物件で猫が夜鳴きをする場合の原因と解決方法を解説しました。
夜鳴きの原因は、大きく分けて心理的要因と身体的要因の2つが考えられます。
それぞれの原因に合わせて、サプリメントや通院などで対応しましょう。
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