「デュアルライフ」とは、二拠点生活ともよばれ、生活の拠点を2か所にもつライフスタイルのことをいいます。
近年、感染症の流行にともないテレワークが普及したことから注目を集めるデュアルライフですが、費用やメリット・デメリットなどが気になる方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、賃貸にお住まいの方、これから住まわれる方に向けて、デュアルライフについてくわしくご紹介します。
身軽な賃貸でこそおすすめしたい!デュアルライフのメリットとは
平日は都心部で働き、休日やテレワークの日には地方でゆとりのある生活を楽しむデュアルライフには、次のようなメリットがあります。
新しい交友関係
自治体によっては、デュアルライフをする方や地域住民に向けて、地域活性化のためにさまざまなイベントや取り組みをおこなっています。
農業体験や伝統行事体験、地域特有のお祭などのイベントを通して、新しい発見や交友関係の広がりが期待できるでしょう。
自分自身の交友関係の輪が広がるだけでなく、新たなビジネスチャンスを得られる可能性もあり、また地域貢献にもつながります。
メリハリのある生活がおくれる
都心では満員電車での通勤や緑の少ないビル群のなかでの仕事など、なにかとストレスを感じやすく、心のゆとりがなくなってしまう方も少なくありません。
デュアルライフでは、平日は都心で働き、休日は自然豊かな地方でリラックスしたりレジャーに出かけたりと、生活にメリハリをつけられます。
賃貸の二重家賃が負担に?デュアルライフのデメリットとは
デュアルライフには、メリットだけでなく次のようなデメリットがあります。
自分に合った暮らしなのかどうか、デメリットを踏まえて検討することが重要です。
交通費の発生
デュアルライフでは、住む拠点同士が離れていればいるほど、交通費がかかってしまうというデメリットがあります。
ただし、ロードバイクや二輪車で移動すれば、ツーリングを楽しみながら移動できるため、時間を無駄にしたくない方にはおすすめです。
物件費用がかかる
賃貸を地方に借りる場合は、都心よりは平均して家賃が低いものの、数万円単位で家賃が発生します。
近年は空き家対策として、物件を無償で貸し出したり、市が費用の負担してくれたりする場合もあるため、費用に心配がある場合は調べてみましょう。