賃貸物件の床を変える場合、原状回復の義務があるため躊躇してしまう方も多いことでしょう。
しかし、退去時に元の状態に戻せるならDIYで床の造りを変更しても問題ないといわれています。
今回は賃貸物件の床をDIYで変える方法や、実行する際に押さえたい注意点についてご紹介します。
目的別にご紹介!賃貸物件の床をDIYで変更する方法
DIYで床の造りを変える方法について、ここでは目的別にご紹介します。
床の雰囲気の変更
床の雰囲気を変えたいだけのときは、賃貸物件にも手軽に設置できるフロアパネル、はめ込みフローリング、フロアシートなどを使うと良いでしょう。
これらは置くだけ、もしくは貼るだけのグッズであり、DIYで設置する際にも手間がかかりません。
価格帯もさまざまであり、比較的安い値段のものも多く販売されています。
床に置くだけのパネル式の畳も市販されているなど、さまざまなグッズがあるので、好みに合うものを選んでください。
防音
マンションやアパートなどで階下に足音が響くのを防ぎたいなら、厚手のカーペットを敷くのがおすすめです。
たとえば、タイルカーペットは防音効果が高いグッズとして知られています。
これも床に置くだけのグッズなので、賃貸物件にも設置しやすいです。
費用を抑えたいときは、クッションフロアを用いるのがおすすめです。
底冷えの防止
底冷えを防ぎたいときにも、先述のフロアカーペットが活用できます。
厚みのあるものを床に置けば、冷気をしっかりと遮断してくれます。
このほかにも、大きな厚手の絨毯を敷くのも有効な方法です。
実行前に必ず確認!賃貸物件の床をDIYで変更する際の注意点とは
賃貸物件の床をDIYで変えるにあたり、跡が残らないかどうかは十分に注意したいポイントです。
特に床へと直接貼り付けるグッズを使う場合、貼ったあとで本当に剥がせるのか、その際に跡が残らないか、よく確かめてから使用してください。
また床の広範囲に何かを敷き詰めたい場合、家具を動かしたり、部屋を忙しく動き回ったりしがちであり、音が響きやすいです。
近隣住人の迷惑にならないよう、時間帯に注意しつつ、できる限り静かに作業にあたってください。