しっかりと内見してお気に入りの物件を見つけたものの、いざ入居してみると些細なことでも意外と不便に感じることってありますよね。
タオル掛けの有無もそのひとつ。
内見の際には気付きにくい部分ですが、いざ暮らし始めてみるとタオルを使用する機会は多く、タオルを掛ける場所がないと思った以上に不便と感じることもあります。
しかし、賃貸物件を退室する際には原状回復の義務があるため、大きな穴を開けて固定することはできません。
そこで今回は、賃貸物件でも壁に取り付け可能なタオル掛けと取り付ける際の注意点をご紹介します。
賃貸物件の壁を傷つけずにタオル掛けを取り付ける方法とは？
タオル掛けは、直接壁に取り付けるだけでなくほかの物に取り付けても使用できます。
たとえば、洗面所で利用する場合は洗濯機にマグネット式のタオル掛けを取り付ける方法があります。
マグネット式であれば簡単に取り外し可能で、洗濯機に傷が付く心配もありません。
洗濯機が振動したときに落ちてしまわないよう、強力なタイプを選ぶと安心です。
また、洗面台下のドアに引っ掛けるタイプのタオル掛けも使いやすくておすすめです。
洗面台のみならず、キッチン下のドアに引っ掛けて使うこともできます。
トイレやユニットバスにタオル掛けがない場合は、吸水タンクを利用するのがおすすめ。
吸水タンクであれば、吸盤式のタオル掛けを取り付けることができ、場所も取りません。
タオル掛けは壁以外にも取り付け場所がたくさんあるので、検討してみてくださいね。
賃貸物件で壁にタオル掛けを取り付ける際の注意点とは？
賃貸物件には、原状回復の義務があります。
通常の生活範囲内であれば原状回復の義務はないため、押しピンや画びょうなどの小さな穴であれば問題ありません。
しかし、釘やネジ、ビスなど大きな穴は原状回復の義務があるため、ネジなどでタオル掛けを固定しないように注意しましょう。
また、タオルを掛けたときにタオルが壁にひっつかないように取り付けるのもポイントです。
使用後の濡れたタオルが長時間壁に触れた状態になると、衛生的にもよくないだけでなく、壁の接触部分にカビが発生する恐れがあります。
壁にカビが発生してしまうと、退去時に修繕費用を請求される可能性があるため、タオル掛けを設置する際には壁との距離にも注意して設置してくださいね。
