川崎市多摩区にある登戸は、多摩川の自然を感じる街で、新宿からのアクセスもよいため人気です。
そんな登戸には、ぜひ訪れたいおすすめの寺院や神社があります。
今回は登戸周辺にお住まいを検討されているファミリーに向けて、「光明院」と「登戸稲荷社」をご紹介します。
登戸にあるおすすめの寺院と神社①「光明院」の見どころ
光明院は、小田急線「向ヶ丘遊園駅」から徒歩8分の場所にあります。
山号は稲荷山、院号は光明院、宗派は真言宗豊山派です。
大日如来坐像を、本尊としています。
その歴史は古く、永禄9年に源空が開山し、元禄2年に河野三左衛門通良が中興開基したといわれています。
近年、仁王門の新築や諸仏の修復が行われ、本堂には極彩色の壁画や彫刻が追加されました。
彫刻類は井波彫刻協同組合理事の伝統工芸士である澤義博氏、墨絵の壁画は墨絵アーティストである西元祐貴氏の手によるものです。
どちらも見応えがあり、霊験あらたかな雰囲気を味わえます。
本堂は一般公開されていますが、予約が必要ですから、見学を希望する方は忘れないようにしましょう。
登戸にあるおすすめの寺院と神社②「登戸稲荷社」の見どころ
登戸稲荷社は、小田急線の「向ヶ丘遊園駅」から徒歩6分、「登戸駅」から徒歩8分の場所にある神社です。
御祭神は、五穀豊穣や食物の神様である宇賀魂大神(ウカノミタマノオオカミ)。
創建の年代は不明ですが、境内の石狐に明治三十二年と刻まれており、100年以上にわたって地元の人々に厚く信仰されているようです。
境内には大きな木があり、なかでも参道の左右にあるイチョウの木は見上げるほどの大木で、秋の紅葉も楽しめるでしょう。
そして拝殿には、前面から後ろにまでたくさんの彫刻が施されています。
前面の龍や扉の獅子はどちらも迫力があり、見応え抜群です。
他にもさまざまな動物や鳥、人物の彫刻があり、裏側までしっかりと彫られています。
また鏝絵(こてえ)と呼ばれる、左官職人が描いた見事な壁画もありますから、ぜひこちらも見学しましょう。
ご利益は五穀豊穣や商売繁盛、厄除けや家内安全などです。
神聖な雰囲気を感じたいときは、ぜひ訪れてみましょう。
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