アパートなどの賃貸物件を契約するために、家賃を払う収入があるのかなどが調べられる入居審査ですが、収入のない無職でも通ることはできるのでしょうか?
いつ仕事を失うかわからない時代だからこそ、その時になって焦らないように、無職でも賃貸物件の審査を通るための基準や必要なものを解説します。
無職でも賃貸物件の審査が通れる基準は?
賃貸物件のオーナーにとって、家賃の滞納や住人間のトラブルはどうしても避けたいものです。
そこで、部屋を貸す相手が家賃を払うことができ、トラブルを起こさない人か審査します。
それが、契約の条件になる入居審査で特に部屋を借りる人に、毎月の家賃をしっかり払えるだけの収入があるのか、勤め先や社会的に信用できるかが調べられます。
審査の判断基準は管理会社やオーナー、借りようとしている物件によりケースバイケースですが、無職の場合は収入がないため審査が通りにくく、なかなか契約まで進みません。
しかし、収入がなくても貯金や相手に与えるイメージによって、審査を通ることができます。
無職でも賃貸物件の審査を通るために必要なものとは?
収入のない人でも、入居の審査を通るために必要なものの一つが貯金です。
家賃を払うことができるかを見極めるために収入が調査されますが、家賃の2年分の貯金があれば、家賃を払うことができると判断され、審査が通りやすくなります。
他にも、安定した収入のある連帯保証人をたてるか、家賃保証会社を利用するのも手段の一つです。
保証会社を利用するときには、入居審査とは別に、加入のための審査が必要になり、保証料や更新料、家賃の立て替え時には、延滞金の支払いも必要になりますが、審査が通りやすくなります。
また、短期契約を前提にしている、マンスリーマンションやシェアハウスは収入がなくても審査が通りやすい傾向に。
月々の支払いが多少割高になったとしても、最低限の家具や家電が付きや、光熱費やインターネット費用などが、家賃に含まれていることも多く、収入が安定するまで入居する場合には、おすすめです。
物件を紹介してくれる不動産会社や、オーナーさんとのやり取りも重要です。
部屋を借りようとしている人が信頼できるかどうかを見極めるためにチェックされています。
言葉遣いや身だしなみ、態度に注意することと、転居理由を聞かれた際にも、明確に答えられるようにしておけば、印象も良くなります。