みなさんは賃貸物件で暮らしていて、レンジフードの分解洗浄をしたことはありますか?
賃貸物件は、原状回復をして退去する義務があるので部屋をキレイに使おうと心掛けますが、レンジフードの中までは掃除したことがない方もいらっしゃると思います。
そこで今回は、賃貸物件での暮らしをご検討されている方、もしくは住まわれている方に向けて、レンジフードの分解洗浄についてご説明いたします!
賃貸物件でもできるレンジフードの分解洗浄とは?
分解洗浄とは、レンジフードを開けて中のフィルターやファンを洗浄することをいいます。
換気扇の中が汚れる原因は、稼働時に油とホコリを吸い込むからです。
とくに手前にあるフィルターに油やホコリがたまってしまうと、目詰まりを起こして運転効率が下がり、キッチンだけでなく部屋全体に油汚れが広がってしまいます。
賃貸物件のお部屋をキレイに保つためにも、1年に1回は分解洗浄をおこなうのがおすすめです!
レンジフードの分解洗浄は自分でもできる!賃貸物件でのお手入れ方法は?
分解洗浄はプロに頼むとピカピカに仕上げてくれますが、頑固な汚れでなければ自分でもできるので、ぜひ挑戦してみましょう!
<お手入れ方法1:分解する>
まずはレンジフードを分解します。
換気扇を覆っている整流板が付いている場合は取り外し、中に付いているフィルターとシロッコファンも取り外します。
フィルターは汚れているうえに部品が尖っていることもあるため、ゴム手袋を着用しましょう。
<お手入れ方法2:洗浄する>
取り外したシロッコファンを洗浄します。
キッチン用アルカリ洗剤(油汚れ用の洗剤)をスプレーし、つけ置きしましょう。
汚れが頑固な場合は、バケツに張った熱湯にしばらくつけておくと汚れが浮いてくるので、洗剤の効果をさらに高められます。
15分ほどつけ置きしたら、ブラシでこすり汚れを落とし、キレイに水洗いしましょう。
整流板やフィルターには塗装がしてあるため、塗装まで剥がす可能性があるキッチン用アルカリ洗剤はおすすめできません。
これらはまずお湯をかけて汚れを浮かし、食器洗い用の洗剤を使ってスポンジを泡立て、優しく撫でるように洗いましょう。
一度ではすべての汚れを落としきれないので、何回か繰り返し洗ってあげるのがおすすめです。
レンジフードの内部は塗装がないので、キッチン用アルカリ洗剤をスポンジにスプレーして、丁寧に磨きましょう。
乾かしたシロッコファン・フィルター・整流板を取り付け、最後にレンジフードの上にたまったホコリを拭き取れば、作業完了です!
まとめ
今回は賃貸物件でもできるレンジフードの分解洗浄とはどのような方法かをご説明いたしました。
分解洗浄はプロにお願いするものだと考えていた方もいらっしゃるかもしれませんが、自分でもお手入れできるので、ぜひ挑戦して賃貸物件のお部屋をキレイに保ちましょう!