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賃貸物件のバランス釜とはどんなお風呂?メリットや注意点を解説

カテゴリ:不動産コラム

賃貸物件のバランス釜とはどんなお風呂?メリットや注意点を解説

賃貸物件のなかには、お風呂の設備として「バランス釜」が設置されていることがあります。
これから賃貸物件に住むにあたって、このバランス釜がどのようなものか知りたい方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、バランス釜とはなにか、設置されている場合のメリット・デメリットや注意点を解説します。

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賃貸物件に設置されているバランス釜とはどんな仕組み?

バランス釜(BF釜)とは、浴槽用ガス給湯器のことです。
浴槽の横に設置されており、外気を引き込んでガスを燃焼させて、外へガスを排気します。
浴槽には上下に2つの穴が開いており、下の穴からバランス釜内に水を取り入れて沸かし、上の穴からお湯を浴槽内に戻す仕組みです。
吸気と排気をバランス良くおこなうため「バランス釜(BF釜)」という名前がつきました。
バランス釜が登場する以前は、浴室内の空気を取り入れてガスを燃焼させ、使用したガスを外へ排出する仕組みの「CF釜」が使われていました。
しかし、排気が浴室内に逆流して一酸化炭素中毒になる事故が発生したため、外気を取り入れてガスを燃焼させるバランス釜が主流となっていったのです。

賃貸物件に設置されているバランス釜のメリット・デメリット

バランス釜は1960年代半ばに登場し、1980年代後半には屋外に設置するタイプの給湯器にほぼ入れ替わりました。
そのため現在もバランス釜を設置している賃貸物件は築年数が経っているものがほとんどであり、家賃が安めに設定されていることが多いです。
また、追い焚きが可能、電池式なので停電のときでも使える、シャワーだけでも使用可能といったメリットもあげられます。
デメリットとしては、水圧が低くシャワーの出が悪かったりお湯が溜まるまで時間がかかったりします。
また、バランス釜は構造上浴槽の横に設置しなくてはならず、幅が25~30cmほどあるため、浴槽がどうしても狭くなるのもデメリットです。
そのため、お風呂にこだわりがなくシャワーだけ使えれば問題ないという方向けといえるでしょう。

賃貸物件でバランス釜を使用する際の注意点

バランス釜を使ってお湯を沸かすには、まず水を浴槽に溜めたあとでガスの元栓を開き、点火コックを回して火をつけます。
正常に点火されていることを確認したら、後は20分~40分待てばお湯が沸きます。
なお、お湯を沸かすときは、必ず浴槽内にある2つの穴の上まで水が張られていることを確認してください。
浴槽内の水が穴よりも低い位置までしか張られていないと「空焚き」状態となり、最悪浴槽やバランス釜をすべて交換しなくてはならなくなります。
自分の不注意で空焚きをした場合、修理費用を負担しなければならないことに注意が必要です。
また、バランス釜を使用した後は、ガス漏れや火災のリスクを減らすためにも、ガスの元栓を閉めておくことを忘れないようにしましょう。

まとめ

現在バランス釜を設置している賃貸物件は築年数が経っていますが、家賃が安めに設定されているところがほとんどです。
場所によっては魅力的な物件も見つかるかもしれませんので、メリット・デメリットを把握したうえで検討してみてください。
私たち有限会社大堂では、新百合ヶ丘駅周辺の賃貸物件も取り扱っております。
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