現在賃貸物件にお住まいの方のなかには、部屋の床がカーペットという方もいると思います。
今回は、万が一カーペットにシミを付けてしまった場合、費用負担はどのようになるのかを解説していきます。
また、シミの種類に応じた対処法についてもご紹介します。
賃貸物件のカーペットにシミがついた場合の費用負担は?
まず、カーペットにシミがついた場合、費用負担はどうなるかを解説していきます。
費用負担はシミの原因により変わる
経年劣化や通常消耗でシミがついてしまったのであれば、貸主の修繕義務として費用負担はありません。
その反面、入居者の過失や不注意が原因でついてしまった場合は、賃貸物件の退去時に原状回復義務として費用負担を求められます。
シミによって修繕費用は変動する
すぐに落としやすいものであれば、個人でも洗剤などですぐに消せます。
広範囲や目立つものになってくると専門の業者への依頼が必要な場合があるので、高額な負担となる可能性が高いです。
賃貸物件のカーペットにシミがついた場合の対処法は?
次に賃貸物件のカーペットにシミが付いてしまった場合の対処法としては、どのようなものがあるのかご紹介していきます。
実はシミ汚れには水溶性と油性の2種類の汚れがあり、汚れの種類によって対処法が異なるため注意が必要です。
水溶性のシミの対処法
お茶やコーヒー、アルコール飲料など水溶性のシミの場合は、すぐに乾いた布やティッシュなどでふき取ります。
時間が経過して落ちない場合は中性洗剤をしみこませた布で叩いて落とすか、ブラシなどでこすって落としましょう。
水溶性の汚れは広がりやすいので、除去しているうちに広範囲の汚れにならないよう、なるべく一か所を集中して処理するようにします。
油性のシミの対処法
食用油やチョコレート、カレーなど油性のシミの場合は、すぐに汚れを拭いて、歯ブラシに中性洗剤をしみこませてこすります。
それでも落ちないようであれば、油を分解させるベンジンを布にしみこませて叩いて落としていきます。
ベンジンは揮発性が高く火気厳禁なので、取り扱いには十分注意しましょう。
まとめ
賃貸物件で日常生活を送っていると、どうしてもカーペットにシミがついてしまいがちです。
自分の不注意で付けてしまったシミは退去時に費用負担を求められるため、汚れはすぐに対処しシミにならないよう注意しましょう。
万が一シミを付けてしまった場合は、今回ご紹介した対処法を参考にしてみてください。
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