賃貸物件を探しているけれど、自己破産歴があり審査が通らないとお悩みの方もいらっしゃると思います。
自己破産するとお部屋を借りるのが難しくなりますが、審査にとおりやすくなるポイントがあるので、どのようにすれば良いのか事前に理解しておきましょう。
そこで今回はお部屋をお探しの方に向けて、自己破産歴のある方が賃貸物件の審査を受ける際のポイントについてご説明いたします。
自己破産歴のある方が賃貸物件の審査にとおる方法
賃貸物件の審査に落ちてしまう方は、以下のような方法で申し込むことを検討してみましょう。
方法①:連帯保証人を設定する
保証会社の契約が必要な賃貸物件は避け、連帯保証人を設定するお部屋を探すのがおすすめです。
近年は保証会社の契約を必須としている賃貸物件が増えており、なかにはブラックリストに登録されている方の審査は通さないと定めているところもあります。
自己破産するとブラックリストに登録されるので、保証会社の契約が必須ではない賃貸物件を選び、親や兄弟などの親族に連帯保証人になることを頼むほうがおすすめです。
方法②:契約者を変更して再度申し込む
気に入った賃貸物件の審査に落ちてしまった場合は、契約者を変更して再度申し込むことも検討できます。
同居人がいる場合は、契約者を相手の名義に変更して申し込むことを相談してみましょう。
また親族に事情を説明して契約者になってもらう方法もありますが、基本的には入居者以外が契約者になることは違反になるので、事前に不動産会社への相談が必要です。
方法③:審査にとおりやすい賃貸物件に申し込む
賃貸物件のなかには審査にとおりやすいお部屋もあります。
たとえば安定した収入がある方は、UR都市機構であれば自己破産していても入居可能です。
また収入が安定していない方は、公営住宅など低所得者向けのお部屋を探してみましょう。
自己破産歴のある方が賃貸物件の審査を受ける際の注意点
自己破産歴のある方が賃貸物件の入居審査を受ける際は、以下のポイントに注意しましょう。
注意点①:自己破産に関わっていない銀行口座を使用する
自己破産するとクレジットカードが使えなくなるので、基本的には家賃を口座引き落としで納めます。
銀行口座に借金がある状態で自己破産すると、その口座は凍結されるので、破産に関わっていない銀行口座を使用するのがおすすめです。
注意点②:支払い能力を回復させる
賃貸物件の審査にとおるためには、定職について信頼を回復させることが大切です。
現在賃貸物件で暮らしている方の場合、自己破産しても現在暮らしているお部屋から追い出されることはないので、まずは安定した収入を得ることから始めましょう。
ただし家賃の支払いが滞ると退去の勧告を受けてしまうので、現在の収入と家賃に合わせて余裕を持った計画を立てることが大切です。
まとめ
今回は自己破産歴のある方が賃貸物件の審査を受ける際のポイントについてご説明いたしました。
入居できるお部屋を自分で探すのは難しいので、不動産会社にサポートしてもらうのがおすすめです。
あなたの暮らしや環境に合うお部屋を探しますので、ぜひお気軽にご相談ください。
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