アパートやマンションなど集合住宅の賃貸物件で、共用部分で専用使用が認められているのがベランダです。
使用制限はありますが、基本的に居住者しか使わない場所なので、きちんとメンテナンスをして快適に使いたいところです。
今回は、賃貸物件のベランダについて、掃除方法や注意点をご紹介します。
賃貸物件のベランダにおすすめの掃除方法とは?
ベランダの掃除は毎日する必要はなく、月に1回程度を目安にしておけば十分です。
使用する道具は箒・塵取り・スコップ・バケツ・雑巾などで、ゴム手袋やマスクがあれば埃を吸ったり手が荒れたりする心配がありません。
枯葉など塵やゴミが飛んできていれば、ゴミ袋もあると便利です。
掃除の流れとしては、まずベランダに置いてあるものを除いて、できるだけ何もない状態にします。
次に、手で取れるゴミを拾ったり掃いたりして取り除きます。
このとき、排水溝や排水口に溜まっている砂塵やゴミも取っておくのがポイントです。
雨に濡れて固まった砂塵は、スコップを使うと簡単にこそぎ取れます。
エアコンの裏側や下に溜まったゴミは、箒を使って履き出します。
ベランダの柵に付いた鳥のフンは、エタノールスプレーを使うと良いでしょう。
最後に水を流して、新聞紙や雑巾などで水気を拭き取ります。
排水口のないベランダでは、水を流す代わりに濡らした雑巾で拭くだけでもきれいになります。
ある程度の広さがあり排水口の設備のあるベランダは、デッキブラシを準備して擦り洗いすると良いでしょう。
賃貸物件のベランダを掃除する際に押さえておきたい注意点とは?
賃貸物件のベランダを掃除する場合は、階下や隣室への配慮が欠かせません。
ベランダには砂塵が溜まりやすく、不用意に掃くと煙のように細かな粒子の砂埃が舞ってしまいます。
風に乗ってしまうと、隣近所に干してある洗濯物や布団、窓を開けていればカーテンまで汚す可能性があります。
できれば掃除をする前に、隣や階下の部屋に挨拶に行っておくことが望ましいです。
また、天気に気を配ることも大切です。
風が強い日は、掃除で集めたゴミが飛び散りやすいので避けるようにしましょう。
ベランダの掃除には、晴天よりも曇天や雨天のほうが向いています。
曇天や雨天の日は湿度が高いので埃が舞いづらく、雨で排水溝やベランダが濡れれば固まった泥汚れが落としやすくなるからです。
雨の日以外で水を使って掃除をする場合は、汚水が排水溝を伝って隣室のベランダに流れたり、排水口を通って階下へ落ちたりする可能性があることに注意しなければなりません。
水は大量に流したり、勢いよく流したりしないようにしましょう。
まとめ
賃貸物件のベランダは、意外にも入居してから一度も掃除をしたことがないという方も多いです。
掃除をする際は、隣近所だけでなく、道路を歩いている方にもゴミや汚水が降りかからないよう、配慮しなければなりません。
濡れ雑巾を使うと、小さな埃が舞い散ったり、汚水が流れたりすることはないのでおすすめです。
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