これから新たに賃貸物件を選ぶ場合、築年数についてもよく考えておくことをおすすめします。
築浅物件、古い物件それぞれにメリットとデメリットがあります。
こちらでは、賃貸物件における築年数の目安や、築浅物件、古い物件、それぞれのメリット・デメリットをご紹介します。
賃貸物件選びにおける築年数とは?
一見新しく見えるような物件であっても、必ずしも新築とは限りません。
リフォームやリノベーションをおこなったことで、綺麗に見えている場合もあるからです。
築年数とは、「その建物が建てられてから何年経過しているのか」を表したものです。
●築浅や古い建物はどのように分けるのか
築年数が5年以下のものを「築浅」と呼んでおり、20年以上経っているものを「築古」と定義していることが多いのですが、業者によっても違いがあります。
●家賃との関連性
建てられてからあまり年数が経っていない賃貸物件のほうが「家賃が高く」、古い物件のほうが「安くなる」傾向となっています。
●耐震性について
築年数に注目したい理由の一つに、耐震性があります。
なぜなら、築年数によって耐震基準が分かるためです。
2000年6月に耐震基準について定められたため、これよりあとに建てられた賃貸物件であれば、新耐震基準にのっとって建築されたものだと思って大丈夫です。
築浅の賃貸物件のメリット・デメリット
建てられてから1年経っていないものを新築と呼びますが、築浅もまだまだ新しい建物であるため、気持ちよく暮らせるという良さがあります。
●メリット
新耐震基準で建てられているため、安心して暮らすことができますし、便利な設備が設置されている物件もたくさんあります。
●デメリット
築浅は、家賃が高いものが多いので、そこが選びにくい点だと言えるかもしれません。
古い賃貸物件のメリット・デメリット
古さが感じられる物件は避けたいと考えている方もいるかもしれませんが、メリットもありますので一度検討してみてはいかがでしょうか。
●メリット
何といっても、家賃が安いところが多いことがメリットだと言えるでしょう。
●デメリット
設備が古いものが多いことや、耐震性が気になるものもあることがデメリットです。