アパートやマンションのベランダで、プランターを使って野菜を育てるベランダ菜園が近年注目を集めています。
しかし、屋外の限られたスペースで野菜を育てた経験があまりなく、悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
今回は賃貸物件へ住むことを検討されている方や、現在住まわれている方に向けて、ベランダ菜園でおすすめの野菜やベランダ菜園を成功させるコツについて解説します。
賃貸物件でのベランダ菜園のコツ①おすすめの野菜の種類
野菜にはそれぞれ特徴があり、育てやすい野菜がある一方、育てにくい野菜もあります。
たとえば、以下の野菜は賃貸物件のベランダでも育てやすいといわれています。
●トマト
●キュウリ
●ナス
●青ネギ
●大葉
●ラディッシュ
●バジル
●ミント
いずれも家庭菜園でよく選ばれる、初心者にもおすすめの野菜です。
さらに、丈があまり高くならず、収穫までの期間も短いうえに、面倒な手入れなども必要ありません。
賃貸物件のベランダでも育てやすいので、初心者の方は上記に挙げた野菜を選びましょう。
賃貸物件でのベランダ菜園のコツ②成功のポイント
賃貸物件のベランダで野菜を育てるにあたり、まずは住まいの規約を確認し、プランターの設置などが禁じられていないかをチェックしてください。
また、賃貸物件のベランダは緊急時の避難経路としても使われます。
そのため共有スペースとされており、私物を置くことができません。
プランターなどを問題なく置けるかどうか、早めに確認しておきましょう。
大きな問題がなく、栽培を始める際には、ぜひ苗から育ててみてください。
種から育てることも可能ですが、苗のほうが簡単であり、ベランダ菜園にも向いています。
買ってきた苗などは、家庭菜園などに使える栽培用の土に植えることも成功のコツといえます。
普通の土にも野菜は植えられますが、野菜の成長を考えて、できるだけ栽培用の土を使いましょう。
実際に栽培を始めたら、水やりを忘れないのはもちろんのこと、水の与えすぎにも気をつけてください。
水やりは基本的に朝1回、プランターの底から水が出てくる程度にすれば十分です。
気温が上がってきて野菜がしおれているようなら、暑さが落ち着いてくる夕方に水を追加しましょう。