いくら傷がつかないように気をつけて住んでいても、気がつかないうちに床や壁に傷をつけてしまうこともありますよね。
時には、ちょっとした不注意などで、ドアや柱などの木製建具に穴があいてしまう可能性もゼロではありません。
今回は、そんな「もしもの時」のために、お部屋のドアなどの木製建具に穴ができてしまった時などの対処方法について見ていきましょう。
賃貸物件の木製建具に穴があいてしまった時の費用ってどのくらい?
ライフスタイルやライフステージの変化などに合わせて、フレキシブルに住み替えができることなどがメリットでもある賃貸物件暮らし。
退去時に発生してしまう諸費用を節約するためにも、常日頃からできるだけお部屋の設備を大切に使おうと心がけている方も多いのではないでしょうか?
しかし毎日多くの時間を過ごすことになるお部屋では、どんなに気をつけていても傷や汚れがついてしまうもの。
わざとではないにしても、時にはドアや柱などの木製建具に傷をつけてしまったり穴をあけてしまったりということもありますよね。
傷や穴の原因となってしまう理由にもさまざまなものがあり、子どもやペットのいたずら、家具などの重いものが当たった衝撃による傷、経年劣化による傷みといったものが多く見られます。
補修費用の相場を見た場合、木製建具にあいてしまった穴の大きさや深さ、ドアなどの木製建具の材質やデザインによっても差がありますが、一般的には20,000円~40,000円程度かと言われています。
賃貸物件の木製建具にあいた穴の修繕費用の負担者って誰?
では、不注意や不可抗力などでドアや柱などの木製建具に穴をあけてしまった場合は、どのように対処するのが正解なのでしょうか?
あいてしまった穴が数mm程度の大きさの場合などは、ホームセンターなどで購入することのできるキットを使って自ら補修するという方法もありますが、アパートやマンションなどの賃貸物件の場合は、勝手な補修や無理な補修は禁物。
また管理会社を通すことなく直接入居者が業者に修理を依頼することも控えましょう。
ドアなどの木製建具の補修には、熟練のプロによる確かな技術力と補修に費やすある程度の時間が必要となります。
木製建具に穴や傷をつくってしまった時は、多かれ少なかれ精神的なショックを受けるかと思いますが、できるだけ早い段階で管理会社などに相談するということを覚えておくと安心です。
まずは管理会社や大家さんに連絡して、状況を説明しておきましょう。
故意の場合には、費用負担者は入居者となることが多くなっていますが、穴があいてしまった理由によっては、火災保険や特約の範囲内となり保険金がおりることもあります。