賃貸物件を借りると家賃のほかに管理費を毎月支払うことになりますが、これは管理人さんがマンションやアパートのセキュリティを守るために使われます。
管理人さんの管理形態は「日勤管理」が多くの賃貸で取り入れられていますが、ほかにどのようなシステムがあるのか知っていますか?
そこで今回は賃貸物件へのお住まいをご検討中の方に向けて、「日勤管理」とはどのような管理形態なのかをご説明いたします。
賃貸のセキュリティを守る管理形態のひとつである日勤管理とは
日勤管理とは日時を定めて管理人が通勤し、建物の清掃や管理人業務をおこなうシステムです。
勤務時間は平日9時~17時が一般的で、エレベーターやゴミ置き場などの共用部分を清掃してくれるほか、定期点検などの立ち合いや共用設備の不具合に対する業者の手配などもおこないます。
また、家主がお出かけなどでいない場合でも平日昼間に常駐してくれるので、不審者を遠ざけるなどセキュリティ面でもメリットの多い管理形態だといえます。
トイレが流れないなど自分のお部屋で起きてしまったトラブルに対しても、管理会社への連絡や業者の手配など対応方法を教えてくれるので、困ったときは管理人さんに相談してみましょう。
賃貸では日勤管理のほかにどのような管理形態がある?セキュリティ面の違いは?
賃貸では日勤管理のほかにも、以下のような管理形態があります。
・常駐管理
・巡回管理
・無人管理
常駐管理とは住み込みの管理人がいる管理形態で、通常の勤務は9時~17時など固定で定められていますが、急病時など夜間にトラブルが発生してしまった際は臨機応変に対応してくれる点がメリットです。
セキュリティが守られる分、管理費が高い傾向にある点が日勤管理との違いです。
循環管理とは週に2~4回ほど管理人さんが賃貸物件を訪問し、清掃などの作業をおこなう管理形態で、無人管理とは管理人がおらず清掃は管理会社などが必要に応じておこなう管理形態です。
どちらの管理形態もコストを抑えられる点が日勤管理との違いですが、物件に滞在する時間が短いためセキュリティ面に気をつけなければなりません。
管理人さんがいない時間帯にトラブルが起きると初期対応が遅れることもあるので、循環管理の場合は管理人さんの勤務日を確認しておくと安心です。
また、無人管理はほかの管理形態と比べセキュリティが劣るので、安全性重視の方はほかの管理形態の賃貸物件を選ぶのがおすすめです。
まとめ
今回は賃貸物件の管理形態のひとつである「日勤管理」についてご説明いたしました。
管理形態の違いによって月々支払う家賃や管理費もかわってくるので、ご自身のライフスタイルに合った形態の賃貸物件を選んでくださいね!
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